本日は、一般社団法人詩吟朗詠錦城会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本会は、昭和29年、鹿児島市に生まれた筑前琵琶の名手、流祖・山元錦城 (本名:益満ミツエ)がその芸風と技量を基に、「吟詠を芸術に」と志して上京し、戦後の混乱の中、幾多の苦難を乗り越えて創設したのが始まりです。
流祖は、その後23年に亘り心血を注いで吟道の普及と発展にまい進されましたが、惜しくも昭和52年他界されました。
その後今日に至るまで、流祖の遺志と芸風を受け継いだ二代目宗家が日本の伝統芸術であり文化である詩吟朗詠ならびに詩舞・琵琶の振興に努めて来られ、平成2年には社団法人格を認可され、24年4月1日には新たな公益法人制度の下、一般社団法人詩吟朗詠錦城会として認可登録し、現在に至っております。
令和6年には創設70周年の節目を迎えることとなります。
これも偏に、これまでの間多くのご助成、ご協力を賜りました顧問の先生方を始め、各方面の諸先生ならびに本会設立の当初より会員と共に今日を築いて来られた先輩諸兄のご努力と「和の精神」の賜と感謝申し上げております。
将来に向かって、人と人との「和」を大切にしながら、詩吟・詩舞・琵琶をとおして自己研鑽をし、一層の斯道発展にまい進してまいる所存でございます。
皆様、是非とも本会目的の一つであります「日本の伝統芸術である吟詠・詩舞・琵琶を通じて我が国の文化・芸術の向上発展に寄与し、豊かで文化的な人間性の育成を期すこと」をご理解賜りご入会されますよう、心よりお待ち申し上げております。